H30/7/27『日本財団パラアリーナ』視察

 パラリンピックを目指すパラアスリート達のために本年6月に、お台場の船の科学館の隣に開設された『日本財団パラアリーナ』を区議団有志で視察して参りました。

2020年の東京パラリンピック競技大会へ向けパラリンピック競技の強化及び普及の環境を改善するべく日本財団パラアリーナは建設され、
パラリンピック競技の日本代表合宿やクラブチームの練習に使用できる他、多くの方にパラスポーツの魅力を伝える普及活動にも活用しています。

 視察当日は運の良いことに、ウィルチェアラクビーの代表の練習が行われていて、車椅子でありながら、その迫力に圧倒されました。
また入り口に大きく掲げられているLEGOで作られた絵画が香取慎吾さんが下絵を描かれたということで、施設の価値が高いことを感じましたが、あくまで2020までという前提だとのことで、とてももったいなく思います。

 施設の内部一つ一つに細やかなユニバーサルデザインを取り入れ、競技用車いすでも通行しやすいスライド扉を採用するなど細やかな配慮が随所に散りばめられており、パラアスリートのみならず、障害をお持ちの方々や、高齢者の方々等にもとても使い易く、今後のスポーツ施設や公共施設の設置や改築に活かせるアイデアが沢山詰まっており、区内の体育館等公共の施設においても取り入れるべきポイントを多く学ぶ事が出来、有意義な視察でありました。