自衛隊中央病院(三宿)が主催する「大量傷者受入訓練」。区議団有志で公式の見学を受けて頂きました。
まずはブリーフィングから開始し、昨今のテロ発生状況や今訓練の概要の説明を受け、その後、世田谷公園を中心とした訓練見学をしてまいりました。
特に化学剤テロや爆発物テロの想定訓練は訓練と分かっていても、迫真の演技で目の前でテロが発生しているような感覚でありました。
訓練のポイントは警察・消防・医師会・区役所といった他機関との連携、大量に発生する傷者への対処、患者航空輸送(国内災害状況により中止)。
中でも驚いたのは、人の身体のハイブリッドモデル(精密機器とゴムや家畜の肉を活用した人型模型)を使用した緊急初期手術は、圧巻でした。
世田谷区内に自衛隊の病院があることが、危機管理上、如何にメリットがあるかを改めて感じます。