令和5年度 会派視察を実施しました

FC今治の里山スタジアムにて自民党世田谷区議団視察

令和5年12月11日(月)、12日(火)、13日(水)にて、
自民党世田谷区議団として会派視察を行いました。

初日は神戸市役所にて、以下2つのテーマで取り組み事例を学びました。
・アーバンイノベーション神戸
・若年夫婦・子育て世帯に対する住居支援
神戸市は起業・スタートアップ支援に早くから取り組んでおり、
国内初の取り組みである「アーバンイノベーション神戸」を実施しています。
柔軟な発想・優れた技術力を持つスタートアップと
社会・行政課題を抱える神戸市職員が協働して最適な解決方法を見出し、
新たなサービスを構築・実証を目指す取り組みです。

これまでの課題解決率は90%を超え、サービスが継続して利用されている割合も高く
さらにこの取り組みが発展し、全国の自治体とスタートアップをマッチングする
オープンイノベーションプラットフォーム「アーバンイノベーションジャパン」が誕生し、
現在22の自治体が参加をしているそうです。

スタートアップの事業・活躍を支援する取り組みとして、世田谷区に活かしていきます。

また、自民党世田谷区議団として繰り返し訴えている若年世帯の定住促進や
親世代との近居政策について大変参考になる取り組みが、
神戸市の「こうべぐらし応援補助金【住みかえーる】」です。

「家を借りて住みかえーる」市外からのこうべ移住や団地への住み替え補助金
「家を買って住かえーる」中古住宅のリノベーション、戸建ての新築、古い戸建ての建て替え補助金
「親子が近くに住みかえーる」親・子世帯が近居・同居する際の補助金

上記3パターンで利用ができ、住宅省エネキャンペーンとの併用も可能になっています。

 

 

 

 

 

 

2日目も引き続き神戸市役所ですが、以下について学び、隣接する東遊園地を視察しました。
・Park-PFI

 

 

 

 

 

 

現地を視察した東遊園地は、市民の意見を取り入れて大々的に整備を行い、
市民の憩いの場として、散策、レクリエーションで利用が増えているそうです。
さらに、公園内のカフェとその眼前の芝生広場はPark-PFIで整備をしており
カフェ併設のレンタルスペースと芝生広場を活用した定期的なイベント実施などで
さらなる賑わいを創出を図っている事例でした。

さらに、年間100万人の来園者を誇る「須磨海浜水族園・海浜公園」は、
施設老朽化にともない、市民ニーズにより応えるためにPark-PFIによる再整備を行っています。
水族館や宿泊施設といった大きな収益を生む施設をPark-PFIによって整備しており、
民間のマーケティング戦略としてSNSを活用した事例を学びました。

 

3日目は以下テーマで、FC今治の里山スタジアムを視察しました。
・スポーツを通した地域振興
民設民営で整備したスタジアムの、クラブチームを勝たせるための様々な工夫、
FC今治を運営する今治.夢スポーツが今治市と連携して行っているスポーツ振興、
市民の健康増進、青少年の健全育成、地域活性化などの取り組みについて、詳しく伺いました。

今回の視察を通じて学んだことを、世田谷区に持ち帰り、
自民党世田谷区議団一丸となって区政に活かせるよう、取り組んでまいります。

FC今治の里山スタジアムにて自民党世田谷区議団視察